![]() Xdsl疑似リンクを管理するための方法および装置
专利摘要:
リモート送受信機との通信チャネルを確立するために加入者線に結合するように構成された送信パスおよび受信パスを形成する共有および個別のコンポーネントを有する送受信機。送受信機は、リモート送受信機とのセッションに入る前に加入者線で疑似リンクを管理するため、送信パスコンポーネントと受信パスコンポーネントとの間に結合された疑似リンクマネージャを備える。疑似リンクマネージャは、回線モニタおよびディスラプタを含む。回線モニタは、セッションを開始する前に、リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か加入者線を監視する。ディスラプタは、モニタによる受信通信信号の検出に応答して、加入者線上でディスラプタ信号をリモート送受信機に送信し、それによりリモート送信機の先在するセッションを中断させて、新しいセッションがリモート送受信機と確立されるようにすることができる。 公开号:JP2011511535A 申请号:JP2010544361 申请日:2009-01-29 公开日:2011-04-07 发明作者:アジーム,ジャラール・オー;ケルガッティ,ホジャト;チョウ,クリストファー・エム;ムイ,アルフレッド・ケイ 申请人:イカノス テクノロジー リミテッドIkanos Technology Limited; IPC主号:H04J11-00
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 本願は、参照により本明細書において完全に示されるごとく全体を援用する2008年1月29日に出願した「Method and Apparatus for Correcting the xDSL synch−up Condition over the Cross−Talk of the Twisted−Pairs(ツイストペアのクロストークを介するxDSL同期アップ状態を修正するための方法および装置)」(整理番号:VELCP082P)と題する以前出願された同時係属仮出願第61/024331号の利点を主張するものである。] [0002] 本発明の分野は、マルチトーン送受信機に関する。] 背景技術 [0003] すべてが広範にX−DSLとして認識されるG.Lite、ADSL、ADSL2、ADSL2+、VDSL1、VDSL2、HDSLを含むデジタル加入者線(DSL)技術およびその改良は、電信電話会社により開発された高速バックボーンネットワークへの既存の加入者線接続の有効帯域幅を増大させるために開発されてきた。X−DSLモデムは、音声帯域周波数よりも高い周波数で動作するので、X−DSLモデムは、音声帯域モデムつまり電話通話と同時に動作することができる。] [0004] 新しいXDSLプロトコルは各々、加入者線の帯域幅要件を高める。帯域幅要件が増大すれば、それに応じてモデムコンポーネントの複雑さも増大する。加えて、モデムが結合されうる個々の加入者線におけるループ損失に膨大なばらつきがあるため、モデムの送信パスおよび受信パスの個々のコンポーネントは、選択された加入者線で使用可能な帯域幅と一致するように再構成可能である必要がある。] [0005] 通常、電話会社の中央局(CO)は、各々多数の加入者線にサービスを提供する回線カードのラックを含む。各回線カードは、加入者線にわたりさまざまなXDSL通信のデジタル部分およびアナログ部分を処理する多数のチップを含む。デジタル加入者線のうちの対応する1つに変調された各通信チャネルは、束の中のデジタル加入者線の残りの線に変調された通信チャネルからのクロストークの影響を受ける。このクロストークは、加入者線の束の各デジタル加入者線のパフォーマンスを低下させ、極端な場合には特定の加入者線接続を動作不能にすることもある。] 発明が解決しようとする課題 [0006] 必要とされているのは、束ねられたデジタル加入者線の変化するクロストークレベルに対応するための改良された機能を備えるモデムである。] 課題を解決するための手段 [0007] XDSL疑似リンクを管理するための方法および装置が開示される。本発明の1つの実施形態において、リモート送受信機との通信チャネルを確立するために加入者線に結合するように構成された送信パスおよび受信パスを形成する共有および個別のコンポーネントを有する送受信機が開示される。送受信機は、疑似リンクマネージャを備える。疑似リンクマネージャは、リモート送受信機とのセッションに入る前に加入者線で疑似リンクを管理するため、送信パスコンポーネントと受信パスコンポーネントとの間に結合される。疑似リンクマネージャは、回線モニタおよびディスラプタ(中断機)を含む。回線モニタは、セッションを開始する前に、リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か加入者線を監視する。ディスラプタは、モニタによる受信通信信号の検出に応答して、加入者線上でディスラプタ信号をリモート送受信機に送信し、それによりリモート送信機の先在するセッションを中断させて、新しいセッションがリモート送受信機と確立されるようにすることができる。] [0008] 本発明の代替の実施形態において、複数の加入者線のうちの対応する1つに各々結合された複数の送受信機を備える通信システムが開示される。複数の送受信機のうちの選択された1つは、リモート送受信機との通信チャネルを確立するために複数の加入者線のうちの対応する1つに結合される。複数の送受信機のうちの選択された1つは、疑似リンクマネージャを含む。疑似リンクマネージャは、リモート送受信機とのセッションに入る前に、複数の加入者線のうちの対応する1つで疑似リンクを管理するために、送信パスコンポーネントと受信パスコンポーネントとの間に結合される。疑似リンクマネージャは、回線モニタおよびディスラプタを含む。回線モニタは、セッションの開始前に、リモート送受信機と複数の送受信機のうちの別の1つとの間の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か複数の加入者線のうちの対応する1つを監視する。ディスラプタは、モニタによる受信通信信号の検出に応答して、複数の加入者線のうちの対応する1つを介してディスラプタ信号を送信し、それによりリモート送受信機の先在するセッションを中断させて、新しいセッションが複数の送受信機のうちの選択された1つとリモート送受信機との間で確立されるようにすることができる。] [0009] 関連する手段および方法もまた開示される。 本発明の前述およびその他の特徴および利点は、以降の詳細な説明を添付の図面と併せて検討すれば、当業者にはさらに明らかとなろう。] 図面の簡単な説明 [0010] 住宅用顧客および企業用顧客との公共サービス電話網(PSTN)加入者線上の高速通信リンクを介して個々の加入者が結合されるマルチトーン通信システムを示すシステム図である。 束の中の対応する加入者線によって相互に結合される送受信機の対向するセットを示すハードウェアブロック図である。 図2Aに示される束の中の加入者線を示す断面図である。 XDSL疑似リンク管理が行われる時間間隔にわたる加入者線の代表的な1つのマルチトーン変調プロトコルのスペクトルプロファイルを示す3軸のグラフである。 図1に示される中央局の回線カードに搭載された本発明の送受信機の実施形態を示すハードウェアブロック図である。 XDSL疑似リンク管理に関連付けられているプロセスの実施形態を示すプロセス流れ図である。] 図1 図2A 実施例 [0011] 通信チャネルのマルチトーン変調を各々サポートする複数のデジタル加入者線の間のクロストークチャネル推定のための方法および装置が開示される。回線カードは、中央局、リモートアクセス端末、企業、または家庭において備えられることもある。回線カードは、1つまたは複数の光または無線リンクを介してデジタル加入者線に直接または間接的に結合されてもよい。回線カードは、以下のものを含む(ただし、それらに限定されることはない)非対称デジタル加入者回線(ADSL)、Very High Bit Rate Digital Subscriber Line(VDSL)、およびその他の直交周波数分割多重(OFDM)プランを含む、マルチトーンプロトコルに対する異なる度合いの堅牢性を備える通信チャネルをサポートする。] [0012] ] [0013] 図1は、住宅用顧客および企業用顧客との公共サービス電話網(PSTN)ツイスト銅線加入者線上の高速通信リンクを介して個々の加入者が結合されるマルチトーン通信システムを示すシステム図である。データ通信は、G.Lite、ADSL、およびVDSLを含むさまざまなX−DSLプロトコルを使用して変調されてもよい。中央局(CO)100は、たとえば、加入者線102、104、106の束108を介して複数の住宅および企業加入者110に結合される。各々のCO加入者接続102〜106は、COのフレームルーム148で終端する。このルームから、接続は、加入者線ごとにスプリッタおよびハイブリッドを介して、デジタル加入者回線アクセスモジュール(DSLAM)コントローラ122および音声帯域ラック150へと行われる。スプリッタは、音声帯域通信を、たとえば回線カード154などの専用回線カード、または音声帯域モデムプール(図示せず)に分路する。スプリッタは、加入者線上のより高い周波数X−DSL通信を、DSLAM130内の選択された回線カード134に分路する。本発明の回線カードは汎用である、つまり、任意の現在または進化するX−DSLの規格を扱うことができ、新しい規格を扱うために実行中にアップグレードされてもよい。] 図1 [0014] 公衆交換電話網(PSTN)上の加入者間の音声帯域コールセットアップは、たとえば回線カード154などの音声帯域回線カードのうちの関連する1つを介して接続をセットアップおよび解除するために共通チャネル信号システム7(SS7)のような交換プロトコルを実施するTelco交換マトリクス152によって制御される。これは、音声帯域通信の他の加入者への2地点間接続を行う。X−DSL通信は、回線カード134のような汎用回線カードによって処理されてもよい。その回線カードは、各々複数の加入者線をサポートすることができる複数のAFE、たとえば142〜146を含む。AFEは、AFEが結合されるすべての加入者線のマルチプロトコルサポートも可能なDSP136に、直接、または本発明のこの実施形態におけるようにパケットベースのバス140を介して結合されてもよい。回線カードは、2つ以上のDSPを含むことができる。] [0015] 各回線カードが結合される加入者線の疑似リンク管理は、本発明の実施形態において、各回線カード上の疑似リンク管理モジュール138によって処理される。束ねられた加入者線間のクロストークは、その他の場合は接続されていない送受信機ペアの間の疑似リンクをまねく可能性がある。示される例において、疑似リンク112は、AFE142およびそれが結合されている加入者線102に関連付けられているCO送受信機と、加入者線104のリモートエンドに結合されている加入者との間に示される。この疑似リンクは、結果として、リモート加入者と、加入者が物理的な接続を有していないCO上の送受信機との間にセッションを確立することもある。唯一の接続はむしろ、誘導結合と、それに伴う束の中の隣接する加入者線、たとえば102および104との間に生じるクロストークによって助長された微弱なものである。疑似リンクは、加入者の「疑似」セッションに関連付けられているデータ転送速度を著しく減衰するだけではなく、たとえば加入者が、たとえば加入者線104などを介して物理的に結合されるCO送受信機との間の適正なセッションが行われることも妨げる。この後者の問題は、加入者がセッションを開始することに起因する。加入者は、「疑似」セッションのトレーニングまたはショータイムフェーズにある場合、セッションを開始するために肯定応答要求信号(ACKREQ)をCOに送信しない。疑似リンク管理モジュールは、疑似セッションを検出して中断し、それにより正常セッションが開始されるようにすることで、この問題を処理する。] [0016] 各回線カードは、本発明の実施形態においてロードバランシングのために他のDSP間の待ち時間の少ないX−DSLトラフィックをオフロードしてトランスポートすることができるバックプレーンバス132に結合される。AFEとDSPとの間の通信は、本発明の実施形態において、後続の図2に示されるような分散アーキテクチャが実施されるようにすることができるパケットベースである。各々のDSLAM回線カードは、たとえば加入者線のAFEおよびDSPリソースへの割り振りなどのグローバルプロビジョニングを処理するDSLAMコントローラ122の制御の下でマルチトーン送受信機として動作する。加入者と、たとえばAFEおよびDSPなどのDSLAMサブモジュールのうちの選択された1つとの間でX−DSL接続が確立されると、加入者は、DSLAMがサーバ120を介して接続される、たとえばインターネット116などのネットワークにアクセスすることができるようになる。] [0017] 図2Aは、束200の中の対応する加入者線によって相互に結合される送受信機の対向するセットを示すハードウェアブロック図である。対向するセットのうちの1つの中で、送受信機220〜222が参照される。もう1つの対向するセットの中で、送受信機226、228が参照される。60以上の加入者線を含むことができる束の中で、線202〜212が参照される。] 図2A [0018] 図2Bは、図2Aに示される束の中の加入者線を示す断面図である。加入者線202〜212が参照される。どのデジタル通信も信号干渉を経験し、DMTのような複数サブチャネルをサポートする通信プロトコルは例外ではない。干渉は、サブチャネルの振幅およびフェーズの両方に影響を与える可能性がある。そのようなノイズは、時間および/または周波数の領域にわたり生じる可能性がある。束の中の各々の加入者線は、時間領域および/または周波数領域にわたりさまざまな量で束の中の他の線を遮蔽するか、または他の線に干渉する。従来技術のシステムにおいて、この集約による振る舞いは、マルチトーン変調を実施する加入者線のいずれかへの対応する固定PSDマスクの要件によって不十分に対処される。すべての加入者線は、たとえ任意の搬送波の変調された任意の実データの存在があってもビットロードとは無関係に、対応するPSDマスクまで、ただしこれを超えないレベルで副搬送波信号を吐き出す。線が短く、クロストークの干渉が大きい場合、疑似リンクは、たとえばACKREQを介して、このクロストークリンクにわたり要求側加入者と応答側CO送受信機との間で確立される可能性がある。クロストーク、およびそれが表す誘導結合は、セッションを確立するために必要とされる通信を可能にする。疑似リンク管理モジュールは、疑似セッションを検出して中断し、それにより物理的に結合されたCOとリモート送受信機との間の正常セッションが開始されるようにすることで、この問題を処理する。] 図2A 図2B [0019] 図3は、XDSL疑似リンク管理が行われる時間間隔t0〜t3にわたる加入者線の代表的な1つのマルチトーン変調プロトコルのスペクトルプロファイルを示す3軸のグラフである。電力に対する周波数の4つの部分グラフ300、320、340、360は、それぞれ関連する時間t0、t1、t2、およびt3において示される。] 図3 [0020] t0において、選択されたCO送受信機の疑似リンク管理モジュールは、結合されている加入者線のリスニングを開始する。部分グラフ300は、たとえば時間t0における加入者線104などの、選択された加入者線の信号アクティビティを示す。この時点において、CO送受信機によってセッションは確立されず、むしろCO送受信機は、結合されているリモートモデムがセッションを確立しようとしていることを指示するACKREQをリスニングしている。CO送受信機の疑似リンク管理モジュールが代わりに検出するものは、部分グラフ300に示される。特に、低周波数PSTN信号302、通信信号304、およびクロストーク312が示される。PSTN信号302は、周波数0〜4kHzの範囲に及ぶ。通信信号304は、さまざまなXDSLプロトコルのアップストリーム信号スペクトルに関連付けられている周波数25kHz〜138kHzの範囲に及ぶ。アップストリーム信号304の電力レベルは、さまざまなXDSL規格に関連付けられている信号に対応し、クロストーク312電力レベルを大幅に上回る。このことは、リモートモデムが疑似セッションに関与することを指示する。] [0021] 疑似リンク管理モジュールの応答は、時間t1における部分グラフ320に示される。特に、疑似リンク管理モジュールは、たとえば加入者線104など、監視している加入者線にディスラプタ信号328を注入する。ディスラプタ信号は、クロストーク312のレベルをわずかに上回り、しかもXDSL規格のいずれかによって禁止されたダウンストリーム通信信号に関連付けられている電力レベルを下回る電力レベルを有する。] [0022] 中断の結果は、時間t2における部分グラフ340に示される。時間t2において、ディスラプタ信号は停止している。ディスラプタ信号は、リモート送受信機の疑似セッションを中断して、リモート送受信機またはモデムが、物理的に結合されていないCO送受信機とのその疑似セッションを終了させた。リモート送受信機は、物理的に結合されているCO送受信機との新しいセッションを要求するACKREQ信号346を送信する。ACKREQ信号を搬送するトーンの1つまたは複数のセットの場所および間隔は、XDSL規格によって異なる。示される例において、ACKREQ信号に専用のトーンは、インデックス9、17、および25で示されるトーンである。追加のトーンはまた、たとえばインデックス944、972、および999で示されるトーンなど、ACKREQ信号のトランスポートに使用されてもよい。] [0023] 部分グラフ360は、物理的に結合された選択されたCO送受信機とリモート送受信機との間の新しいセッションが確立された後の、時間t3における選択された加入者線のスペクトルを示す。アップストリーム364およびダウンストリーム368通信信号のスペクトルプロファイルは、示される例において、ADSL通信プロファイルに対応する。] [0024] 図4は、疑似リンク管理のコンポーネントを組み入れるXDSL送受信機400を示すハードウェアブロック図である。送受信機は、相互に結合されて送信パス410、受信パス460を形成する複数の共有および/または個別のコンポーネント、ローカル疑似リンク管理モジュール440、および送受信機の送信パスおよび受信パスを加入者線456に結合するハイブリッドフロントエンド(HFE)454を含む。] 図4 [0025] 本発明のこの実施形態における受信パス460は、アナログフィルタ462、回線増幅器464、アナログデジタル変換器(ADC)466、デジタルフィルタ468、デシメータ470、巡回プレフィックスリムーバ472、離散フーリエ変換エンジン(DFT)474、周波数領域等化器476、復号器478、トーン再オーダラ480、およびデフレーマ482を含む。動作中、各通信チャネルの受信データは、アナログフィルタ処理および増幅が行われる。次いで、受信データは、ADCにおいてデジタル化され、その後、デジタルフィルタ処理がある場合はこれに続く。次に、受信データは、デシメータにおいて任意の必要なデシメーション(間引き)が行われる。次に、各データシンボルの巡回プレフィックスまたはサフィックスが除去される。次いで、データの各シンボルは、DFTにおいて時間領域から周波数領域に変換され、周波数領域において等化が行われる。次いで、データの各シンボルは、復号器において復号化され、トーン再オーダラにおいてシリアル化される。次いで、復調されたデータは、デフレーマにおいてフレーム解除され、送受信機が結合されるATM、イーサネット(登録商標)、または他のネットワークに転送される。] [0026] 送信パス410は、フレーマ412、トーンオーダラ414、符号器416、周波数領域等化器418、逆離散フーリエ変換エンジン(IDFT)420、巡回プレフィックスラッパ422、補間器424、デジタルフィルタ426、デジタルアナログ変換器(DAC)428、回線ドライバ430、およびフィルタ432を含む。動作中、各通信チャネルの送信データは、フレーマにおいてフレーム化され、トーンオーダラによって対応するトーンビンにビット単位でロードされ、シンボル配列内の対応点の複素数表現に変換され、周波数領域等化が行われる。次いで、結果として得られたトーンの各セット、すなわちシンボルは、IDFTにおいて周波数領域から時間領域に変換される。続いて、任意の必要な巡回サフィックスまたはプレフィックスが追加され、時間領域において結果として得られたデータは、補間器において補間が行われる。デジタルフィルタにおけるフィルタ処理後、補間されたデータは、DACに渡される。DACは、各通信チャネルのデジタル化データを、対応するアナログ信号に変換する。これらのアナログ信号は、回線ドライバによって増幅される。回線ドライバの増幅された出力は、アナログフィルタに渡され、次いでHFE454を介して加入者線456に渡される。] [0027] 本発明の1つの実施形態において、送受信機はまた、ローカル疑似リンク管理モジュール440も含む。このモジュールは、疑似リンクの検出および中断を扱うが、疑似リンクの存在は、加入者線を介して相互に物理的に結合されていないローカル送受信機とリモート送受信機との間の疑似セッションを指示する。] [0028] ローカル疑似リンク管理モジュール440は、コントローラ444、クロストーク検出器446、ディスラプタ448、および回線モニタ450を含む。ローカル疑似リンク管理モジュールは、受信パスへの接続442を介して受信された通信を監視し、任意の必要なディスラプタ信号を接続452を介して送信パスに注入する。動作中、疑似リンク管理モジュール、および特にそのコントローラは、一般に送受信機のアクティブ化、または特にDSLAMコントローラ122によるアクティブ化に応答する(図1を参照)。疑似リンク管理モジュールの動作は、関連する送受信機の動作のトレーニングフェーズの前に行われ、リモートモデムが疑似セッションに入らないこと、または疑似セッションに入る場合には疑似セッションが中断されることを保証する。] 図1 [0029] アクティブ化されるとき、ローカル疑似リンク管理モジュールは、回線モニタ450を介して加入者線456の監視を行えるようにし、クロストーク検出器446を介してその加入者線のクロストークレベルの測定を行えるようにする。回線モニタは、疑似リンクおよび関連する疑似セッションの指示があるか否か関連する加入者線456を聴取する。たとえばアップストリーム通信信号304(図3を参照)などの通信信号が検出される場合、ディスラプタ448は指定された時間間隔の間アクティブ化され、その後疑似セッションはリモート送受信機によって中途終了される。たとえば加入者線456上でリモート送受信機が物理的に結合されているCO送受信機400などの適正な送受信機によって、任意の後続のACKREQ信号が受信され、肯定応答される。その後、疑似リンクが生じることなく、物理的に接続されている送受信機間で、正常セッションが確立される。] 図3 [0030] この図および以降の図に示されるハードウェアブロックは、ソフトウェアまたはファームウェアにおいて代替的に実施されてもよい。上記で説明されている送信パスおよび受信パス、ならびにその拡張可能なコンポーネントは、複数のXDSLチャネルが送受信機の送信パスおよび受信パスで多重化される本発明の実施形態において同等に有利に適用されてもよい。送信パスおよび受信パスコンポーネントは、通信チャネルの連続パケット化部分のパケットベースの転送によって、またはコンポーネント間の専用の2地点間結合によって、相互に結合されてもよい。本発明のさらにもう1つの実施形態において、疑似リンク管理プロセスは、疑似リンク管理ユニット138においてカードで実施されてもよい(図1を参照)。] 図1 [0031] 図4に示されるコンポーネントは、集合的に物理送受信機を備える。本発明の代替の実施形態において、コンポーネントによって実行される機能は、図1の回線カード134で示されるような、組み合わされたデジタル信号プロセッサ(DSP)およびアナログフロントエンド(AFE)で実施される論理送受信機で実施されてもよい。] 図1 図4 [0032] 図5は、XDSL疑似リンク管理に関連付けられているプロセスの実施形態を示すプロセス流れ図である。開始500の後、制御はプロセス502に移動する。プロセス502において、疑似リンクマネージャのDSLAMまたは送受信機のアクティブ化は、疑似リンクがあるか否か選択された加入者線を監視する結果をもたらす。プロセス504において、選択された加入者線のクロストークもまた測定される。次に、決定プロセス506において、疑似セッションを指示する通信信号が選択された加入者線に存在するか否かについて決定が行われる。信号が存在しない場合、制御は決定プロセス512に移動する。信号が存在する場合、疑似リンクを中断するため、制御はプロセス508および510に移動する。プロセス508において、ディスラプタ信号の電力レベルは、測定されたクロストークのレベルをわずかに上回り、しかもXSL規格のいずれかのダウンストリーム電力マスクに関連付けられている電力レベルを十分に下回るレベルで設定される。次に、プロセス510において、ディスラプタ信号は、設定された間隔の間、送受信機の送信パスに注入される。次に、決定プロセス512において、リモート送受信機が正常セッションを要求するACTREQ信号を送信しているか否かについて決定が行われる。送信していない場合、制御は決定プロセス506に戻る。しかしACTREQ信号が受信される場合は、制御は、動作のトレーニングフェーズが開始されるプロセス514に移動する。トレーニングが完了すると、物理的に結合されたCOおよびリモート送受信機は、新しいセッションのショータイムフェーズ514に入る。] 図5 [0033] 本発明の好ましい実施形態の前述の説明は、例示および説明の目的で提示されている。これは、包括的であること、または本発明を開示される厳密な形態に限定することを意図されていない。明白に、多数の変形および変種は、当業者に明らかとなろう。本発明の範囲が、以下の特許請求の範囲およびそれら相当物によって定義されることが意図される。]
权利要求:
請求項1 リモート送受信機との通信チャネルを確立するために加入者線に結合するように構成された送信パスおよび受信パスを形成する共有および個別のコンポーネントを有する送受信機であって、前記リモート送受信機とのセッションに入る前に前記加入者線で疑似リンクを管理するため、前記送信および受信パスコンポーネント間に結合される疑似リンクマネージャを備え、前記疑似リンクマネージャは、セッションを開始する前に、前記リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か前記加入者線を監視する回線モニタと、前記モニタによる前記受信通信信号の前記検出に応答して前記加入者線上でディスラプタ信号を前記リモート送受信機に送信し、それにより前記リモート送信機の先在するセッションを中断させて新しいセッションが前記リモート送受信機と確立されるようにすることができるディスラプタとを含む、送受信機。 請求項2 前記加入者線のクロストークの電力レベルを検出するクロストーク検出器と、前記クロストーク検出器によって検出された前記電力レベルよりも大きいレベルで前記ディスラプタ信号の電力レベルを設定するように構成されたディスラプタとをさらに備える、請求項1に記載の送受信機。 請求項3 前記通信チャネルはXDSLマルチトーン変調通信チャネルを備える、請求項1に記載の送受信機。 請求項4 複数の加入者線のうちの対応する1つに各々結合された複数の送受信機と、リモート送受信機との通信チャネルを確立するために前記複数の加入者線のうちの対応する1つに結合された前記複数の送受信機のうちの選択された1つを備える通信システムであって、前記複数の送受信機のうちの前記選択された1つは、前記リモート送受信機とのセッションに入る前に前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つで疑似リンクを管理するため前記送信および受信パスコンポーネント間に結合される疑似リンクマネージャを備え、前記疑似リンクマネージャは、セッションの開始前に前記リモート送受信機と前記複数の送受信機のうちの別の1つとの間の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つを監視する回線モニタと、前記モニタによる前記受信通信信号の前記検出に応答して前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つを介してディスラプタ信号を送信し、それにより前記リモート送受信機の先在するセッションを中断させて新しいセッションが前記複数の送受信機のうちの前記選択された1つと前記リモート送受信機との間で確立されるようにすることができるディスラプタとを含む、通信システム。 請求項5 前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つのクロストークの電力レベルを検出するクロストーク検出器と、前記クロストーク検出器によって検出された前記電力レベルよりも大きいレベルで前記ディスラプタ信号の電力レベルを設定するように構成されたディスラプタとをさらに備える請求項4に記載の通信システム。 請求項6 前記通信チャネルはXDSLマルチトーン変調通信チャネルを備える、請求項4に記載の送受信機。 請求項7 通信チャネルを確立するために通信媒体に結合するように構成された送信パスおよび受信パスを形成する共有および個別のコンポーネントを有する送受信機を操作するための方法であって、セッションの開始前に前記リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か前記加入者線を監視するステップと、前記監視する動作における前記受信通信信号の前記検出に応答して前記加入者線上でディスラプタ信号を前記リモート送受信機に送信し、それにより前記リモート送信機の先在するセッションを中断させるステップと、新しいセッションを前記送受信機と前記リモート送受信機との間で開始するステップと、を備える方法。 請求項8 前記監視する動作および送信する動作は、前記加入者線のクロストークの電力レベルを検出するステップと、前記検出する動作において検出された前記電力レベルよりも大きいレベルで前記ディスラプタ信号の電力レベルを設定するステップとをさらに備える、請求項7に記載の方法。 請求項9 前記通信チャネルはXDSLマルチトーン変調通信チャネルを備える、請求項7に記載の方法。 請求項10 複数の加入者線のうちの対応する1つに各々結合された複数の送受信機と、リモート送受信機との通信チャネルを確立するために前記複数の加入者線のうちの対応する1つに結合された前記複数の送受信機のうちの選択された1つを備える通信システムを操作するための方法であって、セッションの開始前に前記リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つを監視するステップと、前記監視する動作における前記受信通信信号の前記検出に応答して前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つでディスラプタ信号を前記リモート送受信機に送信し、それにより前記リモート送信機の先在するセッションを中断させるステップと、新しいセッションを前記送受信機と前記リモート送受信機との間で開始するステップと、を備える方法。 請求項11 前記監視および送信する動作は、前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つのクロストークの電力レベルを検出するステップと、前記検出する動作において検出された前記電力レベルよりも大きいレベルで前記ディスラプタ信号の電力レベルを設定するステップとをさらに備える、請求項10に記載の方法。 請求項12 前記通信チャネルはXDSLマルチトーン変調通信チャネルを備える、請求項10に記載の方法。 請求項13 通信チャネルを確立するために通信媒体に結合するように構成された送信パスおよび受信パスを形成する共有および個別のコンポーネントを有する送受信機を操作するための手段であって、前記手段は、セッションの開始前に前記リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か加入者線を監視するための手段と、前記監視するための手段による前記受信通信信号の前記検出に応答して前記加入者線上でディスラプタ信号を前記リモート送受信機に送信し、それにより前記リモート送信機の先在するセッションを中断させる手段と、新しいセッションを前記送受信機と前記リモート送受信機との間で開始するための手段と、を備える手段。 請求項14 前記監視および送信するための手段は、前記加入者線のクロストークの電力レベルを検出するための手段と、前記検出するための手段により検出された前記電力レベルよりも大きいレベルで前記ディスラプタ信号の電力レベルを設定するための手段とをさらに備える、請求項13に記載の手段。 請求項15 前記通信チャネルはXDSLマルチトーン変調通信チャネルを備える、請求項13に記載の手段。 請求項16 複数の加入者線のうちの対応する1つに各々結合された複数の送受信機と、リモート送受信機との通信チャネルを確立するために前記複数の加入者線のうちの対応する1つに結合された前記複数の送受信機のうちの選択された1つを備える通信システムを操作するための手段であって、セッションの開始前に前記リモート送受信機上の先在するセッションを指示する受信通信信号があるか否か前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つを監視するための手段と、前記監視するための手段による前記受信通信信号の前記検出に応答して前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つでディスラプタ信号を前記リモート送受信機に送信し、それにより前記リモート送信機の先在するセッションを中断させる手段と、新しいセッションを前記送受信機と前記リモート送受信機との間で開始するための手段と、を備える手段。 請求項17 前記監視および送信するための手段は、前記複数の加入者線のうちの前記対応する1つのクロストークの電力レベルを検出するための手段と、前記検出するための手段により検出された前記電力レベルよりも大きいレベルで前記ディスラプタ信号の電力レベルを設定するための手段とをさらに備える、請求項16に記載の手段。 請求項18 前記通信チャネルはXDSLマルチトーン変調通信チャネルを備える、請求項16に記載の手段。
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